積木法について
早口でしゃべる英語話者の言葉を非英語話者が1単語ずつ丹念に聞き取ろうとすると、文意の把握が間に合わず、フレーズ全体を瞬時に掌握するのも困難です。
このジレンマを克服する手段が「チャンク法」です。チャンクとは、食べ物をナイフで切り分けたときに口に入るサイズの小さな塊で、「分ければ分かる」の考え方に基づく言語理解のメソッドです。たとえば “Would you like to come to our party tonight?” と聞かれたとき、必要なメッセージ(来るかどうか、私たちのパーティ、今晩)を瞬時に認識できるようにトレーニングしていきます。
学校教育で教わる英文を5文型の構造に当てはめる手法は、翻訳での英文解読に適してはいても、一瞬で消え去る会話の理解には役に立ちません。実際の会話や通訳では英語話者と同様の思考法で捉えるチャンク法が有効です。
チャンク法のトレーニング
チャンク法では、斜線で区切った冒頭部の固定した形を無意識に使えるようにトレーニングして、それと同時に英語の語順構造を身に付けていきます。
<VO(動詞+目的語)構造が基本>
I / like your shirt.
(あなたのシャツは素敵だね)
<助動詞で気持ちを添える>
I would / like this shirt.
(このシャツが欲しいんだけど)
<目的語が動詞なら不定詞で>
I would / like to explain.
(私が説明したい)
<would like to が擬似助動詞に>
I would like to / speak / to your manager.
(支配人と話したいんだけど)
<擬似助動詞のあとでのVO型>
I would like to / meet your parents.
(親御さんにお目にかかりたいですね)
チャンクの思考法


